慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓の機能が低下したり、尿中に蛋白質が漏れ出したりすることにより、すぐに治療が必要になっている状態です。
放置していると心筋梗塞などの心血管疾患を合併する頻度が高くなります。
無症状のうちに腎機能が低下するため、医療機関を受診したときは病状が悪化しており、透析や腎移植を必要とすることもあります。
夜間尿や貧血、浮腫み、倦怠感、息切れなどがみられるときは、お早めに医療機関を受診するようにしましょう。
当院では、日本腎臓学会認定腎臓専門医の資格を持つ院長が、腎疾患の専門的な診療を行います。
健康診断で腎機能検査の指摘を受けた際の精密検査や、慢性腎臓病(CKD)の管理もお気軽にご相談ください。ご予約なしで当日受診も可能です。
このような方はご注意ください
慢性腎臓病を発症する原因は様々ですが、肥満、運動不足、飲酒、喫煙など、不摂生な生活習慣が大きく関与していると言われます。
メタボリックシンドロームの患者様も腎機能を悪化させやすくなるので、注意が必要です。
下記の各項目に当てはまる方は慢性腎臓病の可能性があるので、医療機関できちんと検査するようお勧めいたします。
- 高齢の方
- 生活習慣病の方
- 心血管疾患を患ったことがある方
- 腎臓病の方
- 血縁者に腎臓病の人がいる方
- 健診などで蛋白尿を指摘された方
- タバコを吸われる方
慢性腎臓病の治療
慢性腎臓病は、腎機能に合わせてステージ1~5に分類されており、ステージ1の場合は「尿異常などの腎障害が起こっている状態」、ステージ2は「腎機能が軽度に低下しており、腎障害も認められる状態」、ステージ3は「慎重な管理と生活習慣の改善、定期的な通院が必要な状態」、ステージ4は「腎機能が著しく低下して透析や腎移植を検討する状態」、ステージ5は「透析や腎移植が必要になっている状態」です。
言い換えますと、慢性腎臓病の治療目的は「生活習慣の改善や薬物療法などによって透析が必要となる末期腎不全への進行を遅らせること」となります。
生活習慣の改善では、患者様の病状などを踏まえ、食事でのカロリー摂取の目安、蛋白質の制限がどのくらい必要になるか、塩分をどのくらい制限するか、カリウムやリンの制限も必要か、水分摂取量の目安などをご説明いたしますので、こうした食事療法を遵守するようにしてください。
薬物療法では、慢性腎臓病を直接的に治癒させるお薬はありませんので、病気の進行を抑制させたり、合併症のリスクを減らしたりするお薬が基本となります。
具体的な内容については、患者様ごとに異なりますので、診察時に直接ご説明させていただきます。